クスリのハルナ

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「生まれてきてくれてありがとう~小さな君が見せてくれたもの~」  赤ちゃんの生きる力ってすごい!

昨日の新聞で小さな記事を見つけました。
赤ちゃんの足.jpg
早産によって小さく生まれた赤ちゃんの成長を、写真と文章でつづった小冊子「生まれてきてくれてありがとう~小さな君が見せてくれたもの~」が刊行されたそうです。
早産記事.jpg 生まれてきてくれてありがとう.jpg
3月に新生児医療に携わる製薬会社が主催した展示会「スモールベイビーフォトブック」プロジェクトにおいて、早産児の家族より応募され展示された「わが子の成長を感じた瞬間」の写真とエピソードをまとめたものだということです。
赤ちゃんは、通常はお母さんのお腹の中で40週前後を過ごし、外の世界に出てくる準備を整えます。 これよりもお腹の中にいる期間が短いと「早産児」(在胎37週未満) といいます。1年間の総出生数に対する早産児の割合は約5%。生まれてくる赤ちゃんの20人に1人くらいが早産で生まれていることになります。
早産で産まれても、すべての赤ちゃんに病気や発達上のリスクがあるとは限りませんが、お母さんからもらう免疫が充分でなかったり、体の機能が未熟だったりします。
妊娠・出産には予想できないことがおこることがありますが、早産で生まれた赤ちゃんのご両親は我が子を授かった喜びと同時にさまざまな不安に直面することになります。 とりわけお母さんの不安な気持ちはいかばかりかと思うのです。
私事ですが、実は私の長女は早産ではなかったのですが、先天性の病気を持って生まれました。生後すぐ母乳を飲ませてあげる事もできないうちに大きな手術を受けました。北里大学病院のNICU(新生児集中治療室)の医師、看護師さんたちが懸命に治療にあたってくださいましたが、不安と悲しみとで涙にくれる日々を過ごしたことを思い出します。
保育器.jpgのサムネイル画像 回復が早いと聞いては喜び、容態が急変しては落ち込みを繰り返した2ヶ月。 長女の命を救ってくださっただけでなく、不安いっぱいな新米母を励まし続けてくださった医師、看護師さんたちには本当に感謝しています。 そんな長女も退院後は大きな病気をすることなく、無事に23歳になりました。 生まれてきてくれてありがとう(*^^*)
当時、NICUではこの本に登場するような1000グラムにも満たない小さな赤ちゃんもいっぱいいて、みな一生懸命生きようとがんばっていました。 今でもその時に支えあったお母さんたちとは交流しているのですが、うんと小さかった赤ちゃんも皆23歳、社会人です。感慨深いです。
一昔前だったら助からなかったかもしれない小さな命。医学の進歩は本当にすばらしいなぁと思うのと、赤ちゃんの生きる力ってすごい!と改めて感じました。
生まれてきてくれてありがとう!頑張れ小さな命\(^o^)/
「生まれてきてくれてありがとう~小さい君がみせてくれたもの~」の冊子は 希望者に無料で配布してくださっているようですよ。 ご希望の方はこちらのサイトから申し込んでみてくださいね。

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